森川鉄道(架空)

豊岡電車105号車



105号車について
105号は豊岡電軌が製造した中型電車です。
正確には10-5号車で、10-1号車から続く一連の増備車の中の一両でした。
屋根が深く、重々しい概観とは裏腹に、ギヤ非が低く設定されており、とにかく力持ちです。
そのため、当初より支線区間で貨物列車を牽引するなど、貨客両方の輸送に従事していました。

車体が中型であり、支線の輸送にはちょうど良かったため、
近年まで末端区間で単独で活躍していましたが、704号が登場したとき、相方の整備が間に合わず
しばらく105号を代用制御車として相方にしていた時期があり、
この時は105号が先頭に立って豊岡町行き準急などで活躍していました。

704号の相方として353号が製造されると、105号は再び単独運用に戻りました。
しかし、製造から60年が経過し、さすがに各所に疲れが見えるようになってきており、
気が付けば10-1〜10-4号車は休車・事業用化または廃車。
105号も、最近は209号と交代しながら、野倉町支線・豊岡支線を中心に活躍するようになりました。


△704を従えて本線を疾走する105。


模型について
模型は、鉄コレ8段の新潟交通からの改造です。
側面のモールドを一旦全部削り取ってしまい、新たに雨どい等を製作。
深い屋根になるよう、瞬着を盛っては削ってはを繰り返しました。


△704との運用を解かれた頃の姿。704と連結するために連結器が密着連結器に交換されている。


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