森川鉄道(架空)

豊岡電車1751−2751編成



1751−2751編成について
1751-2751編成(以下1751F)は、豊橋鉄道からやってきた転属車です。
当時、豊岡電車では急行のうち2運用を自社車両で受け持っており、
片方の運用は704号を中心に運用していましたが、もう片方の運用に充てられる車両が無く、
戦後すぐに製造された急行用の207号・208号を急行運用に充てていました。
しかし、製造から50年を過ぎると、さすがに疲れが見えるようになり、
車両故障等により運転中止になる事態が生じるようになりました。

当時の豊岡電車は旅客減少が著しい時期であり、新造車を製造するのは厳しい状況。
そこで、同時期に廃車となった豊橋鉄道の1751Fを購入。
屋上に冷房装置を搭載することで、207・208に変わる急行用車両として整備しました。
登場当初はロングシートのまま運用されていましたが、数年後クロスシートに改装。
旧式の足回りを持つ老体に鞭打ちながら、必死に急行運用に就いていました。

その後、東急電鉄より購入したステンレスカーが急行運用に投入されると、
1751Fは早くもローカル運用に活躍の場を移し、現在では主として岩宿線の各駅停車で運用されています。


△機関車に牽かれ、羽田川工場へ向かう1751F


模型について
模型は、鉄コレ6段の豊橋鉄道1751・2751の改造。
もともとクリーム+赤帯で、他車と同じような塗装だったため、塗り替えはせずに、
ベンチレータの一部を撤去してクーラーを載せ、車内にクロスシートを並べ、
床下をちょこっといじっただけで完成としました。
豊岡の車両ではじめて鉄コレ動力を装備しており、快調な走りをを見せてくれます。


△ローカル運用で活躍。快適な室内は利用者から歓迎されたという。



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