森川鉄道(架空)

栄町601号車



601号車について
601号は、栄町鉄道が豊岡電車を傘下に入れたときに製造した、
20m級4ドアでロングシートの立派な通勤型電車です。
当時は住宅開発が盛んに行われており、通勤客の大幅な増加が見込まれたためこのような仕様で登場しました。
足回りは旧型車の流用であり、吊りかけ駆動でしたが、その後台車のみ新型に振り替えられました。

最初に601号が登場、同時期に豊岡電車と栄町鉄道が新線により結ばれたため、
早速豊岡町-万松寺間の急行で運用に就きましたが、
沿線の新興住宅地にはバス路線が先に通り、思ったより利用者が増えませんでした。
また、足回りの弱さから峠越えに難があり、速度が出せなかったた点や、
4ドアで基本的に単行運用しかできなかった点で現場から嫌われ、登場後1年もしないうちに急行運用を離脱。
その後は朝夕のみ、細々と運用されていました。
尚、車両工場には他に同じ仕様で602号・603号の発注もあったそうですが、
601の結果を受けて全てキャンセルになったのだそうです。

近年は、非冷房である点で利用者からも嫌われたため、夏場は運用に入らず、
専ら、冬季の除雪運用(重量があるため、他車より雪に強い)や配給車として使われています。


△砂原車庫で昼寝を決め込む601

模型について
模型は、鉄コレ7段の南海電車を塗りかえ、尾灯を名鉄風のものに交換しました。
動力はGM動力で、はめ込み窓が当たってしまうので窓はセルを裏から貼り付け。
前面の行き先表示器は他車と共通のものを窓の内側から貼ってあります。


△朝の通勤電車。定期運用の末期は砂原役場前-豊岡町間で運用されていた。


このページの上へ戻る